デートに行ってきた（I3さん）（29回目）

I3さんとのデートに行ってきた。

分かってはいたんだよね。

問題についてや彼女が隠そうとしてることを無理して聞き出そうとすると、彼女を不快な気分にさせてしまうってね。

でもね。

そう、もう結婚するまであと少しの段階なわけだよね。

それなのに、結婚の障壁になっている問題や隠し事は辞めようや。

どうせ結婚したら分かることでしょ。

ほんとにね。

まぁ、私の家に来て和んでたわけですわ。

言わないといけないとは思ってるんだけど、なかなか言い出せないよね。

重い話題だからね。

でも、頑張って言ったよ。

親からのプレッシャーもすごいしね。

いつ言うの？今でしょ！

親の印象を悪くしたくないから、親が思ってるとか親が聞きたいとかそういうことは一切言わず、私個人としてね。

予想通り、問題についての話をし始めた瞬間、彼女の表情が曇り、不機嫌になった。

予想通り、問題はどうしようもないからみたいなことを言ってさ。

でも、今回はここで話のテーブルから降りないぞってんだ。

私はこうしていくのはどうかなって提案型で攻める。

が、しかし。

よく知りもしないのに勝手なこと言わないでみたいな感じになった。

よく知りもしないって、そりゃ、あんたが話さないし、問題について議論しようとすると思考停止するからでしょうが。

まぁ、これをそのまま言うとI3さんを傷つけるからグッと堪えて。

よく知らないから問題について教えてほしいって言うよね。

少しずつねだってさ。

まぁ、そんなこと言われたら、どうしょうもないわな。

何が少しずつだよってツッコミはもう入れなかった。

もうそういう雰囲気ではなかった。

これ以上、雰囲気を悪くさせないために、重い話題はこれくらいにしておこうかと思ったのだが、親からちゃんと聞けと言われてるからね。

私は、そういえばこの前の話でって聞き出そうとした。

が、しかし。

別に隠してることはないよだってさ。

なんではっきり言わなかったのって当然聞くわな。

自分では答えたつもりだったってさ。

じゃ、これについてはって当然聞くわな。

そしたら、○○でそこらへんよく知らないんだよねって言って答えないわけですわ。

そんなわけないだろって問い詰めて行くと、泣き始めるわけですわ。

いや、私は疑問に思うことを聞いてるだけだよね。

知らないはずないだろ。

小学生でも知ってることだぞ。

それを聞かれてなぜ泣く。

ほんと、それでなんで泣くわけ？

もう結婚するんだからさ、隠し事は辞めてもらいたいよ。

雰囲気は最悪になった。

彼女はなんで分かってくれないのってさ。

それはこっちが言いたいわ。

泣きたいのは俺の方だ。