デートに行ってきた（I3さん）（23回目）

I3さんとのデートに行ってきた。

まぁ、デートというかお宅訪問ね。

バスに乗って行ってきましたよ。

ブンブン、ブブブンってね。

段々と緊張してくる。

ないとは分かっていても、ヤクザとか半グレみたいな親だったらどうしようって不安も出てくるよね。

バスよ、永遠に走り続けろってね。

が、しかし、予定通りの時間に到着。

意外と道が空いていた。

そして、I3さんとバス停で合流。

簡単な最終打ち合わせをしながら、I3さん宅へ歩いていく。

そして。

初めてのお宅訪問。

ピンポーンってI3さんがチャイムを押すと、母親がいらっしゃーいって出てきて。

その後、正式に親にご挨拶。

I3さんと仲良くさせてもらってるヒッキーですってね。

話はI3から聞いてるよって親のターン。

○○に勤めてるんだって聞いてこられて、仕事の話。

好感触な感じ。

まぁ、私の県で○○に勤めてますって言えば悪い評価になるわけがないわな。

いきなり、高評価スタートなわけで。

その後も、親のターンが続いた。

やっぱり、娘の結婚相手として見極めてやろうって気持ちが強いのだろうか。

まぁ、相手を知るためには質問しないといけないからね。

私としては、そんなことより問題についてどう考えてるのかを知りたいんだけどね。

でも、好印象を残して帰るためには、親のターンエンドを待つか、親から問題について話してくれるのを待つしかない。

私のお土産をみんなで食べながら話すこと1時間。

親のターンエンドだ。

いや、ほとんど私に関する質問と、I3父の仕事の話しかしてないぞ。

私は目的を達成するために、なんとか傷つけたり不快な気持ちにならないように細心の注意を払って問題を聞こうとするも。

細心の注意を払って、遠方から攻めていく途中で、別の話にすり替えられた。

これは意図的なのだろうか。

それとも、単にI3父が私と仲良くなろうとしてるだけなのだろうか。

分からない。

とはいえ、単刀直入には問題について聞けない。

そうやって、悶々としていると。

帰る前になってやっと問題についての話になった。

実はなってね。

問題については知ってる？ってね。

I3さんから聞きましたって答えるわな。

せっかく話し始めてくれたわけだし、私がゴチャゴチャ言わない方がいいなと思い、聞いたよとだけ言った。

その後にすかさず、あなた達はどう考えてるのよって聞けばよかったのだが、そんなことは言えず。

聞きましたで終わらせてしまったせいか、その後は問題について少し話しただけで終了。

いや、それであなた達は問題についてどう考えてて今後どうしていくつもりで、私にその負担は来るのか来ないのかどっちなんだい。

それが知りたい所でしょうが。

そんなこんなな、初めてのお宅訪問だった。

まぁ、成功に終わったのかな。

またいつでもいらっしゃーいって玄関で言われたからね。