デートに行ってきた（2回目）（UKさん）

UKさんとのデートに行ってきた。


迷いに迷って、結局デートに行ってきた。
いや〜、迷うわ。
本当にね。
いや、可愛いんだよ。
そう、顔は可愛いのだ。
もちろん、年相応な見た目ではあるよ。
もう30歳を過ぎてから数年経ってるんだからね。
でも、顔は可愛いんだよ。
いや、顔だけでなく、仕草なんかも可愛いんだよ。
ただ、一つ大きな問題が。
そう、それがね。
年の離れた妹さんは早々と結婚して子供2人もいるのに、UKさんは未だ独身というのは、つまり、今までの男達もこの問題でお断りしてきたのだろう。
そりゃ、これが無かったら、男が殺到するでしょ。
まぁ、ものすごく悩んだのだが、とりあえず、もう一回だけ会ってみて、好きになれそうかどうか確認しようと思った。


待ち合わせ場所に着くと、彼女はもう着いていた。
和やかに過ごした。
色々と話したね。
それに、思い切って、アレのことも間接的にそれとなく聞いてみた。
辛いよね。
頑張ってるよ。
描く夢が全て叶うわけなどないけど、あなただって分かっているはずだ。
壊れそうな空だって私は受け入れるんだって言ってあげたいけど。
やっぱ、無理だね。
そんな私は心が広くないし、やっぱ好きだと思える人がいいよね。


一応、次のデートの約束はしてしまったのだが、私の第六感から彼女は違うと言っている気がする。
とは言えね。
そんなこと言ってたら、いつまで経っても結婚できないよ。
大きな妥協が必要だよ。