デートに行ってきた（I3さん）（16回目）

I3さんとのお家デートをした。

はぁですわ。

人生ってうまく行かないもんだね。

なんでなんだろうね。

私はどうすればいいのだろうか。

結婚をとって不幸になるか、結婚せずに不幸になるか。

どちらをとっても不幸になる人生。

人生ってなんだろう。

幸せはどこへ行くの。

ねぇ、神様は誰の味方をするんだろう。

はぁ、辛いね。

今頃分かった新事実。

辛いね。

待ち合わせ場所まで迎えに行き、スーパーへ。スーパーで食材を買って。

途中、しれっとお菓子もカゴの中に入れておいた。

なるべく家に長居できるようにね。

そして、家に帰ってきて、まずはくつろぐ。

コーヒーを飲みながら、雑談。

私が普段家に帰ってきてからどうしてるかとか、家での様子などを話したり。

まぁ、そんな雑談はどうでもいいんだな。

アイスブレイクみたいなもんだ。

結婚についての話もしないとね。

そして、そのままイチャイチャタイムに突入するっすかってね。

てなわけで、雑談が終わった所で結婚話へ。

私ももうすぐ39歳だからいつまでもダラダラと交際は続けられないって話もしておいた。

早く決断しないと、子供だって持てないかもしれないって話もね。

そう、私にはもう時間がないってことを伝えた。

私は子供が欲しいから、結婚が無理なら早く言ってほしいってね。

そもそも、1年って長い期間の根拠って何なのさってね。

そうしたらさ、プレッシャーをかけたおかげだろうか。

I3さんも結婚したいと思ってるってさ。

ついに長く険しい婚活が終わったかって思ってたらさ。

そう、そう思ってたらさ。

でも・・、って話が続いた。

そして、衝撃の告白が。

今頃、そんな話をするんかいってね。

それ、一番最初のお見合いの時に話しておかないといけない案件じゃね。

それを、いよいよ結婚するかって段階になって、そんなこと言われても困るんだけど。

どうしてくれるの今までの時間。

時間返せや。

タイムイズマネー、とりあえず1千万円くらい持ってこいや。

ほんと、そんな重要な話は一番最初に言えよって。

I3さんの神経も疑うよ。

なんで今まで隠してたんだよって言ったら、知られたら断られるの分かってたからだってさ。

は？って感じなんですけど。

ちょ、待てよ。

いや、ちょ、待てよ。

損害賠償請求したいわ。

もしかして、1年付き合ってから判断したいとか言ってたのも、私を年齢的に追い詰めて逃げられないようにするためだったのか。

それとも、恋しちゃったんだって状態に私をして逃げられないようにするためだったのか。

どちらにしても、悪女だわ。

そう思うと腹が立ってムカムカしてきた。

とりあえず、トイレに行って怒りを鎮めたけどさ。

どんな顔して戻ればいいのさってね。

ていうか、この後、どんな話をすればいいのだろうかってね。

愛があれば乗り越えられるさって言いたい所だが、私はI3さんのこと別に好きでもなんでもない。

Eさんや、昨日の医学部女性みたいな魅力的な女性となら乗り越えられるが、残念ながらI3さんにそこまでの魅力はない。

私がアラサーだったら、間違いなく損切りするだろう。

しかし、今はもうもうすぐ39歳という非常に厳しい年齢になるお年頃。

悩むね。

とりあえず、顔を洗って何事もなかったかのように戻ったら、I3さんから今まで黙っててゴメン、断られても仕方がないからって泣きながら言われた。

いや、どうすりゃいいんだよ。

とりあえずね、考えさせてって言ってその場を乗り切り、少し早いがご飯を作ることにした。

まさか、こんな状況になるなんてな。

もう料理するの辞めて解散した方がいいんじゃないかって思えたよ。

でも、グスグスって言ってたI3さんもトイレから帰ってきたら、いつも通りに戻った感じで、本当は泣いてなかったのかな。

女の涙は武器だっていうからね。

でも、私はそんなにすぐに気持ちを切り替えられない。

どうしようどうしよう、そればかり考えていた。

トントントン、トントントン、早く終わらないかな、そればかり思っていた。

私がそんなだから、場の雰囲気も悪い。

ご飯を食べた後に話せばよかったと後悔。

当初作ろうって言ってたメニューを変更したりそのまま焼くだけに変更したりして、調理時間をかなり短縮。

ご飯を急いで食べて、I3さんが食べ終わったら帰ろっかって言って、送ってお家デートは終了。

はぁ、どうすればいいのだろうか。

悩むね。