お見合いに行ってきた（23回目）

お見合いに行ってきた。


そう、例のお見合いだ。
そうなのだ、私の婚活がついに終了するかもしれない運命のお見合いだ。
俺はこのデュエルに全てをかけるぜって感じだ。


いや〜、すごかった。
もうね、胸がずっとドキドキだった。
幸せな時間だったね。
まず、写真以上に美人でね、完全に頭が思考停止。

思考回路はショート寸前。
こんな女性とお見合いできるなんて信じられないよって感じだった。
そして、美人な上にさらに色々とすごい女性なのに、威張ったり調子に乗った感じは全くなく、低姿勢で表情も豊かで雰囲気もすごくいい感じなのだ。

しつけのおかげなのかな。

さらにさらに、ユーモアもあって話もすごく面白い。

美人は性格が悪いだなんて言われるが、本当の美人は性格が良いよ。
もう、メロメロですわ。
ものすごく魅力的な女性だった。
今まで魅力的だとかブログに書いてきた女性達って、実はそれほどの魅力ではなかったなと思うほどだ。

彼女の前では霞んで見えるね。
本当の魅力的な女性というのを私は知らなかったんだなと思った。
君はまだ本当の魅力的な女性を知らないってやつだ。
真の魅力的な女性とはどんな女性なのか、それが分かった気がする。
そして、魅力的な女性と話していると、本当に幸せな気分になるのだなと改めて感じた。
こんな幸せな気分を毎日味わいたいものだ。


まぁ、魅力的すぎるせいで、お見合い自体はズタボロだったのだ。
そう、これほどまでに魅力的な女性と会う場合なら、ブログの冒頭に「皆さん、ついにこのブログが終了する時がやってまいりました。今までご愛読して下さりありがとうございました。運命の女性と出会えたのでそちらに専念します。そのため、しばらくブログの更新を中断します。更新が無ければ、魅力的な女性と結婚したと思ってください。」みたいなことを書いていただろうが、書いていないということは、つまり、全くうまく対応できなかったのだ（泣）
やはり、魅力的な女性を前にしてしまうと、いつもの調子が出ないというか。
一人空回り状態。
いつものように話せばいいんだ、落ち着け自分と頭では思っていても、全くできず。
さらに、少しでも対等な立場をと思ってしまって、あんなことやこんなことを言ってしまったり。
時を戻そうって言いたいわ。

もう、時間よ、元に戻れって感じだわ。
口に出した後、なんでそんなこと言ったんだ、自分のバカバカと後悔。

少しでもよく思ってもらいたくて、いつもはしない自慢話みたいなものまでしてしまったしな。
もう、酷いお見合いだった。

ブログを書きながら思い出すと、もう泣けてくる。
なぜ、魅力的な女性とうまく話せないのかって。
今までたくさんの女性と話してきた訓練はいったい何だったのかってね。
全く意味が無かったっていうね。
終わり頃になると、彼女のおかげで少しだけだが緊張も和らいできたが、女性に緊張を解いてもらう男だなんて情けない。
もうこの時点でナシ判定だろう。

一応、また会ってみてくれることにはなったのだが、既に私は格下の男になってしまっているのを感じている。
つまり、恋愛対象になれそうにない。
悔しいです！
こんなに自分はダメ人間だったとは。

ダメ人間ですわ。
せっかく運命の人に出会えたかもしれないのに、こんな対応しかできないなんて。
もう涙が止まらない。
私は魅力的な女性とは結婚できない運命なんだって思うとね。
なぜ、あそこであれができなかったとか、あそこはこう答えるべきだろとか、家に帰って一人反省会だわ。
自分に腹が立つ。


次のデートでなんとか巻き返したい。
とりあえず、デートを重ねられるようになんとか挽回しないとな。