お見合いに行ってきた（8回目）

この前紹介のあった女性とのお見合いに行ってきた。

写真を貰ってないので、どんな女性か会うまでドキドキだった。

紹介者からは可愛い女性と聞いていた。
職業は、薬剤師。
薬剤師ということは、結婚しても働いてくれるだろう。
薬剤師というのは、とても強い資格だ。
需要も非常にあり、コミュ障の私でも就職に困らないからと、大学進学時、親に勧められたこともある。
（今考えると、薬学部に入学すればよかったかな。いや、私の場合、授業にあまり出ないので単位が取れずに卒業できなかっただろうな。）

パートで働いていても、会社員並みの給料が貰えると聞いたことがある。
子供を産んでしばらくは専業主婦でも、そこからパートで働くこともできる。
将来のことを考えると、公務員と同じくらい恵まれた職業だ。

可愛い女性らしいし、楽しみだな。
今回のお見合いで、結婚相手を決めるぞ！という気持ちで、ホテルのラウンジに向かった。


しばらく待つと、紹介者と女性がやってきた。
綺麗な黒髪の可愛らしい感じの女性だ。


紹介者が場を和ませた後、二人になった。
彼女とは、仕事、家族、学生時代などの話をした。

彼女は、舌足らずみたいな話し方だった。
普通はぶりっ子っぽく感じて嫌いだが、ゆっくりと丁寧に話してくれているからか、悪い感じはしなかった。

前回結婚相談所でお見合いしたオバサンが酷かったおかげか、余計に良い女性に思えた。


2時間ほどお話した。
話すペースが遅いからか、時間のわりに彼女のことが知れなかったような。
彼女が韓国大好きということが分かったくらいかな。
本当に女性は韓国大好きな人が多いな。
私には何が良いのかサッパリだ。
彼女の好きな音楽グループ等をメモったので、時間がある時に勉強しよっと。



最後に、次に会う日を決めて、連絡先を交換した。
ここで失敗した。
連絡先を交換する時、スマホの画面を彼女に見せてしまった。
何も考えていなかった。
「女性のお知り合いが多いんですね。」みたいなことを言われて、ハッとした。
LINEの連絡先一覧が婚活で知り合った女性だらけなんだ。
友達がいないので、男は父親だけ。
残りは、全て女性の名前がずらっと並んでいる（登録直後は愛称みたいな名前になっているので、私は本名に直して全て登録している）。

「登録されてるだけで、全然使ってない連絡先なんですよ。消すの面倒で。」と私は真実を答えた。
ヤバいなぁ。
遊び人みたいに思われたかもしれない。
いや、私の外見でそれは無いから大丈夫か。


むしろ、女性の知り合いが多いモテる男だと思われて、高評価かもしれない。
女性は、他の人に流されやすい人が多いと聞く。
流行だと聞けば、たいして良いものでもないのに有り難がる。
私の学生時代に、だらしなくて汚らしいルーズソックスというのが流行っていたのが、良い例だ。
（私は他の人と視線が合わないように下ばかり向いていたので、汚らしいソックスが視界に入ってきて、非常に不快な気分になっていた。）

女性は、付和雷同で、他の人が良いというのを聞くとそれが良いものだと錯覚する。
ということで、女性の知り合いが多いと思われれば、逆にモテると考えられる。
余計なことを言わなければよかった。