デートに行ってきた（2回目）（Iさん）

デートに行ってきた。

この前お見合いパーティーでカップリングしたIさんとの2回目のデートだ。

朝から気分が重かった。
ダル重〜。
それほど会いたい感じではないのだが、とりあえず何回も会っていたら、気に入ってくるかなと思って頑張ることにした。


駅に車で迎えに行き、家庭的洋風料理のお店に行った。

お店に着いたら貸し切りになっていて、駄目だということがわかった。
残念。
プランBを考えていなかったので、焦った〜。
まさか貸し切りで入れないとは。


私がスマホで検索していると、Iさんから「ここのお店はどうですか？」と提案があった。
助かった。
Iさんが提案したお店に行くことになった。
よくよく考えたら、女性が好む飲食店は女性の方がよく知っているんだから、女性が最初から提案すれば楽なのにな。
男だけでそんな店には行かないからよく知らないのに、女性が好む店を全く経験の無い男が一生懸命に調べるという謎。
毎回お店選びは気を使うし悩む。


Iさんの提案したお店は雑貨がゴチャゴチャ飾ったようなカフェみたいなお店だった。
女性は雑貨が好きだからなぁ。
コスパは悪いが普通の味だった。


最初は雑談をしていたが、Iさんが将来の夢を語ってきた。
○○市にマイホームを買う、子供2人欲しい、『専業主婦』になって家族を家で待つ…。
…。
…。

専業主婦と聞いて私が嫌な顔をしてしまったからだろうか。
「『専業主婦』って駄目ですか？」と聞かれてしまった。
私は、「はぁん！？専業主婦！？なあゆさまのやたやたらはたなやまなははなくそ！」と言いたいところを我慢して、「経済的に許せば可能かもしれないですねぇ〜。でも、最近じゃ給料もなかなか増えないし、難しいかもしれませんね〜。」と無難に答えた。
Iさんは「そうですよね。パートくらいで働かないと駄目ですよね〜。」と勘違いした返答をした。
いや、銀行員で働けよ！とツッコミを入れたくなった。


Iさん無いわ〜と思ったが、話の流れで次回も会う約束をしてしまったので、もう1回会うことになってしまった。
とりあえず次会ってみて、特に何も感じるものが無かったら断ろう。