実家に帰らされる

親からね、LINEがピローンってね。

緊急の用があるから、今日家に帰れってね。

親がガンになったとかそういうのかなと急いで帰ったらさ。

この前の話の件だった。

その件は考えておくと言っておいたのに、勝手に話を前に進めようとしてるようだ。

私がI3さんのお宅訪問するって話をしたせいで、親も焦っているのだろう。

親としては、なんとしてもI3さんとの結婚を阻止したいのだろう。

まぁ、気持ちは分からないでもない。

問題のせいだよね。

ネットで調べても、その問題のせいで結婚できなかったとか結婚を反対されたって話が多く出てくる。

私だって、そりゃ嫌だよ。

でも、もう私には時間がないし、33歳以下で不快じゃない女性と新たに知り合うのがどれだけ大変か知ってるのだ。

いや、そりゃ、ただの33歳以下なら婚活パーティーに行けばカップリングしたり、連絡先を渡されたりするから、まだ可能だろう。

でも、不快じゃない女性って所が難しいんだよね。

婚活パーティーに来るのは、一癖も二癖もある、ワケアリそうな女性が多いからね。

それが、マッチングアプリになるとさらに酷い。

まぁ、良い女性はすぐに婚活市場から抜けていくのだから、当たり前ではあるのだが。

親としては、自分達が探してきた相手だから問題ないってことなんだろうな。

まぁ、公務員だしね。

とにかく、勝手に話を前に進められ、今度釣書を渡すから用意しろだってさ。

まぁ、親がほぼ用意してくれていたんだけどね。

こりゃ、会わないといけない流れになってしまったな。

まぁ、ダメもとで会うだけ会ってみるかな。