AIさんと長電話（5）

AIさんから電話したいと言われたので、またまたまたまたまたまた電話した。

もうね、毎週水曜日はAIさんとの電話の日だからね。

そうさ、毎週水曜日はAIさんとの電話の日なのだ。

まだ交際もしてないけどさ。

なんてこと言ってられないくらいヤバいことになってしまったのだ。

なんと、私の家に泊まりたいと言ってきたのだ。

以前から話していた件で色々と私の県でしなければならないことがあるから、長期間私の県にいる必要があるとかで。

そうすると、ホテル代が結構かかる。

お金を節約したいから、私の家に泊めてもらいたいってさ。

もちろん、宿泊代として、手料理を作りますからだってさ。

この前、○○作ってみましただなんて言って料理の写真を送ってきていたのは、このフリだったんだな。

まぁ、確かに美味しそうだったけどさ。

でも、まだ交際もしてない赤の他人が作った手料理なんて怖くて食べられないよなっていうのは横に置いておいて。

そう、そんなことはどうでもいいのだ。

問題は、私の家に泊まりたいと言ってることなのだ。

つまりは、そういうことだろう。

家に来るというだけでなく、家に泊まるって言うことは、もうそれしか考えられないよね。

家にずっといるのに、ご飯食べて何もせずにただ同じ部屋で寝るなんて考えられないよね。

つまり、エッチをするってことだろう。

いやいや、話が前に進み過ぎだろ。

何言ってるんだ、AIさんって感じなんですけど。

まだ、交際もしてないはずなんだけど。

まぁ、遠距離でなかなか会えないから、早く関係を進めたいと言うのは分かるよ。

今度会うのもホント久しぶりだからな。

彼女もいい年だから、子供のことを考えると余裕は無いよね。

でも、私はまだエッチをしたい気分が起きそうもない。

とりあえず、考えてみると答えたが、どうしよう。

オロオロ、オロオロって感じだ。

断るとAIさんの気を悪くするし、了承すると好きでもない女性とエッチをしないといけなくなる。

どうすりゃいいんだよ。