デートに行ってきた（IYさん）（6回目）

IYさんとのデートに行ってきた。

まぁ、色々とあったね。

デートして。

終盤戦にね。

まぁ、色々とあったね。

9回裏の攻防。

ピッチャーも疲れが見えてきましたってね。

まぁ、色々とありましたわ。

って、それほど色々は無かったかな。

でも、あったわけですよ。

まぁ、いつものようにデートしてカフェで話してたわけですわ。

それにしても、コロナが大流行なのに、女性組や家族連れがたくさんダベってたり、危機感なさ過ぎだろってね。

緊急事態宣言とか、まん延防止等重点措置とか言われてるけど、関係ない人には全く関係ないんだなってな。

仕方がないので、私達はなるべく換気されてそうな所に座ったよ。

まぁ、カフェで話していたわけですよ。

そしたらさ、「コロナヤバいよね。コロナも怖いし、今度は○○君のお家でご飯作って食べない？」みたいなことを言い出したわけですわ。

嫌な記憶を思い出すよね。

今まで女性を自分の家に連れてきてろくなことがなかったからな。

もうトラウマですわ。

あれは現実ではなかったと思いたいよ。

夢だったんだ。

私の妄想の中での出来事だったんだってね。

ほんと、女性は怖いよ。

私の気持ちも考えずにさ。

Eさんならウエルカムだけど。

むしろ、Eさんなら私の家に来て欲しい。

楽しいだろうな。

幸せな気分になれるだろうな。

ただ一緒にいられるだけでいいのにな。

まぁ、Eさんはどうでもいい。

それが、まだ好きだという気持ちすらなく魅力的だとまだ感じられてない女性だとね。

昔あったみたいな悲劇と同じようなことになったら辛いもんな。

お互いにね。

それなりの年齢の女性が、男の部屋に来るっていうことは、イコールあとは分かるよねだ。

一緒にホテルに入ったけど、ただ休んでただけです、だなんて言っても誰も信じないだろう。

密室の空間に二人っきりってことはつまりそういうことなのだ。

例え、片一方がその気が無くても、もう片一方はやる気満々なのだ。

部屋が汚いからって言い訳してみたが、気にしないよと言われてグダ崩しされ。

料理下手なんだって言い訳してみたが、簡単な料理もあるよと言われてグダ崩しされ。

その他、色々と言ってみたがダメだった。

何これ珍百景。

ナンパでの男女の立場が逆になってね。

とりあえず、予定がわからないからって先延ばししたが、どうすればいいんだか。

悩ましい。